このたび、熊本地震の被災地に赴き、仮設住宅の建設に従事しました。
被災地のもっとも被害の大きかった地域の多くの建物は倒壊、屋根部分(寄棟、入母屋)の破損、モルタル壁造りの住宅の倒壊などの被害を受けていました。断層は90センチ以上のズレがある場所も沢山みられ、被害が甚大になったようです。
耐震補強も必要ですが、なにより地盤が重要です。地盤が軟弱、断層帯の所は地盤を第一と考えた方が良いかと思います。また、地震の揺れによる家具の転倒を防ぐ耐震金物を取付をする事も大切です。
熊本応急仮設住宅建設には、全木協(全国木造建設事業協会)、全国建設労働組合総連合(全建総連)、全国工務店協会(JBN)が国から委託を受けて建設します。全建総連を通して岐阜建労にダイモ住建へ要請があり、岐阜県から2名が建設に従事しました。
7月20日から始まり、建設現場は10班(約60人)に分かれ、1棟2班(約10人)で2日間で1棟を建てていく工程です。8月8日までに25棟の建て方を行いました。8月に入り作業員も100人以上になり、各棟に分かれて仕上げていきました。工期は少し延びて9月中旬までだそうです。
一番の夏場だったので監督(藤本氏)が熱中症にならないように気を使って作業員皆さんに声を掛けてみえました。
ダイモ住建ではリフォームと同時に耐震補強も行っています。耐震補強リフォームの例はこちら
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